普通自動二輪 卒業検定、その結果は...?
人生最大の緊張感
おそらくこの日が一番緊張したと思う。
まだ38年の若輩者ですが、この人生で一番と言っていい、本当に口から心臓が飛び出そうなくらいの緊張感。
検定員がやってきて卒検の注意事項を読み始めるが、あまり頭に入ってこない、、、
説明が終わると即卒検か!と思いきや、車の修了検定を先にやりたいとのことで30分待ち、、(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
本日二輪の受験者は僕を入れて5名、全員合格目指すぞ!!
ユーチューブで当日の生音声上げてます☆
ついに始まった卒検 前の2人はどうだったのか!
時間というのはあっという間で、すぐにその時はやってきた。
僕は5人中3番目の好ポジションだったので、いくらか楽だとは思うけど緊張がなくなるわけではない、、
まず一番手が出発...どの課題も全く危なげなくクリアしていたように思う。
終了後検定員のところへ呼ばれて5分くらい??何やら話した後、白い紙切れを持って戻ってきた。
(この紙切れの謎は後で判明)
続いて21歳の女の子(A子)の番。
前回の教習で一緒で(話したことはないが)僕は9時限、A子は10時限つまり見極めの時だった。
検定コース回るだけなので、A子について回って~との指示だったので、後ろを走っていたのだが、検定間近にしては不安を感じ取れた。
具体的には
- 全体的に速度が遅い
ずっと2速で走ってる?くらい長い直線でも遅い、、こちらがアクセルを相当緩めないと一瞬で追い抜きそうな感じだ
メリハリのついた運転じゃないと減点、即中止もありえるので不安 - ふらふらしてる
安定してまっすぐ走行してる感じではなく、なんとな~く小刻みに揺れて走っているように思えた - 停止後大きくふらつく
一時停止ポイントで左足をついた瞬間大きくよろめく動作が見られる
これでは転倒するんじゃ、、?と思っていたら、やはりこの日は二度転倒
この子は見極めを貰えず悔しそうに足早に帰っていったのを覚えていて、その数日後、当日の今日検定者の欄にA子の名前があったので見極めもらえたんだ!と自分のことのように嬉しかった!
走行開始後、ふらつきもなく確実な進歩が見られ、課題も危なげなく思えた。
いける!そう僕は思ってた。
一本橋クリア、スラロームクリア、、、といったところで突然検定員に呼び止められて中断??
少し話したあと早くもスタート地点に帰ってきて、検定員のところへ行くこともなく戻ってきてしまった、、、
言うまでもなく「一発終了」である、、僕には見えないところで、なにかやらかしてしまったのだろう、、
悔しい!ふらつきもなく転倒もしなかったのに、、、
よし!僕はA子の分までやって 一発合格したる!!
...とはならなかった笑
正直、そこまで考える余裕はなかったから、、、ただ悔しさだけは覚えている
すべての集大成!僕のすべてを検定にかける!
いよいよ僕の番である。
スタート地点へ行き「良ければスタートしてください!」の合図で検定開始。
前後確認、バイクに跨ってミラーを調整。エンジン始動、ギアをローに入れる。
後方確認してから発進!!
まずは左折、左折→ギアをセカンドにしてこれでもかってくらい小回りでクリア
右折、右折→交差点の中心点の少し右ぎりぎりを小回り右折、綺麗に決まった。
右合図、後方確認、右に寄せて右折からの 左合図目視左に寄せてクランク!!
練習通りクランクはローにしてアクセル触らずクラッチのみで調整、フットブレーキも併用。エンスト怖かったけど練習とは違うことは決して出来ない!
ゆっくり左カーブからの左合図目視左折はローで坂道へ。
アクセルを強めに回して半クラからのブレーキ解除で危なげなくクリア。
下り坂はセカンドにして交差点は低速、左右を念入りに確認してから通過 即座に左合図目視左寄せからのS字カーブ
練習ではローと半クラ+アクセルだったけど このときはセカンドで侵入...
落ち着いてクラッチ触らずアクセルとフットブレーキで対応して、余裕のクリア!
左折して交差点通過 右合図目視中央線へ寄せて踏切へ、確実に一時停止左右確認。
通過後また一時停止ポイントなので確実に停止。
交差点をきれいな小回り右折きめてから加速してサードからアクセル回しーの、即戻してブレーキで右カーブ対応、ここも練習以上に綺麗に決まった(・∀・)ニヤ
右合図目視右寄せで障害物回避、今度は逆に左へ戻し。
左合図早めに目視、一本橋へ。
練習では侵入はアクセル強めだったが、この日はアクセルほぼ皆無でクラッチのみで侵入...最後タイムが微妙だったが落下を危惧してフットブレーキ踏まず無事通過!ここは微妙だったかもしれない!
再び外周へ、今度は障害物左方向へ向かってスラローム
練習ではうまくいってたのだが、どうもアクセルとブレーキのタイミングがギクシャクして合わない!!コレが緊張というやつか...
とにかくパイロンに触れたら一発終了なので当たらないようにやや外を回って即アクセルで起こしてラストは全開突破、たぶん7秒台だったと思う、、
いくぞ!!おらぁ!ローからフルスロットル!!からのセカンド!!
...あれ??セカンドに入らない!!
最後の最後に大ピンチ到来、足の位置が少し後ろ過ぎてギアが入らないのだ!!(もっともバイクがボロすぎてギアが硬すぎるのが原因なのだが、、)
慌ててセカンドに入れて、一気にフルスロットル!目視で30㌔は確認
即座にサードに入れてフルスロットル!おらぁぁぁぁぁ!!
なんと過去最高速の45㌔は確認!!即座にアクセル戻してブレーキに備えてフルブレーキ!!
11M停止線前ぴったりできれいな停止!!管制塔をドヤ顔で見て問題ないか確認
何も言われなかったため右折合図からの小回り~からの発着点
最後まで気を抜くな、、冷静にエンジン切ってニュートラルに入れてからキーを戻す
車体まっすぐにして後方確認しっかりして下車、スタンド立ててハンドル左!
OK!!正直自信はあったけど 受かるかどうかわからない、、運命を握る検定員の元へ!
「おつかれさん!だいたい大丈夫やね!」
そう言われて白い紙切れを渡される、確認すると
卒業検定合格
やっっっっったーーー!!
前の人が渡されてた白い紙は合格を知らせる用紙だったのか!!!
A子!仇は取ったぜ!!(・∀・)ニヤニヤ
無事卒検一発合格!!
不安もあったし、難しかったけど 教習所きて良かった!
すべての教習所スタッフに感謝☆☆
教習45時限+卒検 オールクリア
「完」