恐怖の初実車の翌日はギアチェンジに大苦戦
とうとう初実車
恐怖の一日から翌日、今度こそこの時がやってまいりました、バイクを動かすのです。
原簿を受け取り、配車券を発行し、プロテクター装着し10分前から待機。
いよいよスタート!!
「バイク乗るの全く初めて?クラッチ付きのバイクも乗ったこと無い?四輪も持ってない?ふ~~ん、、、」
あからさまに嫌そうなのが表情から読み取れる。
…あ、初日からハズレ教官だ、そう感じましたアワ*1ワワ!!
いいですか、教習所というのは四輪や二輪の技術や知識を学ぶ場所です、知らなくて当然なのです、これから学ぶのですから!
しかしその嫌悪感のお陰で初日の恐怖は吹っ飛び、初めてサイドスタンドを取っ払ってまたがったものの全く恐怖を感じない!
、、、いける!何故かまたがった瞬間から、妙に自信がありました。
まずは半クラを覚える、、、バイクはアクセルを回さなくてもクラッチを繋ぐだけで自然にエンジンの力がタイヤに伝わって発進するのである。
しかし急に繋ぐと力が伝わりすぎてエンジンが悲鳴を上げる、、そして止まる、いわゆるエンストである。
コレを防ぐため、クラッチを少しだけ繋いでキープする、これが半クラ!
やってみるとわかりますが、非常に難しい!!
半クラだからクラッチを半分くらい握ると思ってましたがぜんぜん違う、この日のバイクはだいたい7割くらい離した位置が半クラでした(半クラの程度は車種やバイクの状態によってかなり変わります)
半クラ~足ちょんちょん~切ってブレーキ~停止
半クラ~足ちょんちょん~切ってブレーキ~停止
これを数回やってOK!じゃあ走ろうかと言われΣ(゚Д゚;エーッ!
いよいよバイク動きます
コースに出て練習通りに半クラで発進~両足を乗せてフラフラ発進したところで、思い出しました。
ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!怖い怖い!
車体は安定しないしいつ転ぶかわからない恐怖、、昨日の恐怖が沸き起こります。
(今思えば安定しないのは低速だからなんですよね、自転車も発進直後はフラフラしますが速度が出ると安定します、バイクも同じ理屈)
そこで指示はありませんでしたが思い切ってアクセルを回すことに、、、
ブォォォーーン!!原付きでは聞けないエンジン音と共にスピードがつく(半クラの状態なので吹っ飛ぶようなことはありませんので安心!これは事前知識で知っていた)
スピードが出れば意外と安定する事を知り、恐怖心は次第に楽しさに変わっていく、、、!
グールグルと外周を周回する事を指示され、ひたすら左回りすると共にギアチェンジを行う、、が、相当難しい。
原付きのカブに乗ったことはあるけど、あっちはギアの仕組みが違う。
簡単に言うとカブはシフトを踏むとギアが上がる、バイクはシフトを踏むとギアが下がる!全くの逆なのである。
すなわちギアをあげるためにはペダルの下に足を差し込んで、上に跳ね上げる必要がある、、、これが難しい!
そりゃそうよ、ステップからつま先を横に出してチェンジペダルの下に差し込んで跳ね上げるなんて日常生活で行わないですもん'`,、('∀`) '`,、
この日はグールグル外周を回りつつギアチェンジをひたすら練習するだけで終わることになりました。
教官「はいおしまい~うん、乗れてるね、OK出します」
「マジで??」
「発進と停止、安定した走行、ギアチェンジを行う」この3つ何故か◯もらえて終了。
初日から補修にならなかったのは嬉しいけれど、、、大丈夫か?!こちとらギアチェンジ全然出来てないのに、、、やっぱこの教官アカンかもしれない、、
不安はまだある。次回はシミュレータでその次はAT
その次の時限でようやくMT教習再開なので、、次の実車は10日程度開くのである。
いや、これ課題云々どころの話じゃないんじゃないの?!
ATなんか乗る気ないからMT乗せてくれーー!
先行きはやはり不安であった、、、
続く
*1:゚゚дд゚゚